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「慢性腎不全」を経験して~その1

振り返ってみると犬達の腎機能低下を告げられたのは、

大体10歳前後の頃。

うぃる、せがーる、しおりは

SDMA検査が確立されていたので、そちらで知り、

↑ しおりが加わり3姉妹出来立てほやほやの頃 / 2017年5月

もりし兄ちゃんは急性腎不全からの急逝という形。

まだ、SDMA検査は確立されていませんでした。

やはり10歳ころから腎機能は

少しづつ落ちていたのではと、今となっては思います。

十分に理解出来ていなかった自分が恥ずかしいですし、

知識不測のダメなカイヌシでした。

 

こんな風にまとめてみて記すと、

老いの隣にあるのは腎不全なのだと気が付きます。

後は、それぞれのコの持ったポテンシャルで、

多少なり表立つタイミングは異なって来るのでしょう。

 

腎臓のろ過機能は持って生まれたものを

生涯をかけて使い切る運命、と言えると思います。

だからこそ老化の隣には腎不全。

腎機能を上手に残していく事が、

寿命を延ばす事にも繋がっていきます。

 

腎臓は尿を作り老廃物の排除の他、体液バランスの維持、

そして造血を司るホルモンの分泌などを行っています。

身体の機能を維持する為にとても重要な臓器です。

 

うぃるの腎臓を守ろうと闘った日々から、

約8年程経ただけで腎臓を守る対策は変化していました。

 

その事も記しておこうと思います。

 

 

はじめに

 

愛犬がある程度の年齢を重ねたら、

年2~6回程の尿検査を行ってください。

腎機能の衰えを一番早くに測れるのは、尿検査です。

また、血液検査とは異なり、自然に出したものを採取して

検査に出せますので、愛犬に一番負担の少ない検査です。

 

定期的な健康診断では、

採血した際の項目に、SDMAを入れてください。

病院によっては追加項目(+1000円程)だったりしますが、

チェックをしておくと安心できます。

少し腎機能が落ちてきた段階でSDMAの数値は動きますから、

目安として事前に知り、

腎臓を守る暮らしにシフトすることも出来ます^^

 

よく、腎臓の数値と言われる、

クレアチニン、BUN等は残りの腎機能が

いよいよ心もとなくなってきた際に動きますから、

ここが現在基準値内にあるからといって

胡坐をかいていてはいけません。

 

いかに早く知り対策を講じるか!

ここに腎臓を守る全てがかかっているといえると思います。

腎機能を少しでも多く残しておくことは、

他の病などでの投薬が必要となった場合にも有利に働きます。

貯金と同じ、残りが多くて困る事はありません。

 

 

機能低下を知ったらどうする?

…は、長くなりますので…続く。

 

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