**コーギーな生活へようこそ**

gooblogから引越して参りました。よろしくお願いいたします!

昔話・コーギーとの出逢い編④


「あなたたぬきの子、連れてきたの」
抱いて帰った、子犬を見て母が叫んだ。

そんな訳あるかい。
確かに、コーギーの子を頂いて来たのじゃ
とか言いたかったが、この姿じゃ、なんとも言えず・・・
耳も小さいし、色も茶色じゃないし。

今ほど、ネットも普及していなかったので、
情報は限られていて、もっぱら情報源は犬雑誌や図鑑。
そして当たり前の様に、記載されてるのは「成犬の姿」
子犬の姿、ましてやショップに並ぶより幼い子犬の姿なんて、
情報としてもお目にかかることは、まだまだ難しい世の中。

なんて話をしながら、くるくると巻かれていたタオルを取ると・・・。




「へっ しっぽがないっ」




犬といえば、ちぎれんばかりに振るしっぽ
嬉しいと、気持ちい位揺れるしっぽ
犬であるから、しっぽ
みたいな先入観の塊な一般庶民の私は、あっけに取られて
しばし、ぼーぜん・・・


いや、だって日本猫じゃあるまいし、
だって犬なのにね。。。。


そこで、よく記憶を復習した訳です。
言われてみたら、雑誌に掲載されていた、コーギーの写真に、
尻尾は写っていなかったな、と。


ある物で当たり前、と思っていた私は、大きな衝撃をうけたのでした




そして、コーギーの変身振りに
もっともっと驚かされる、私、こと飼い主。
そうです。やっと晴れて「飼い主」の称号を頂く訳です


続く。